私たち人間は従属栄養生物であるため、食べることでエネルギーを得て生存しています。そのため、「食」は生きるために必要です。現在、私たちが食べている食品は食材をそのまま食べていることはほとんどなく、何かしら加工して食べています。加工することにより、食品を食べやすくする、食品の貯蔵性を高める、栄養価を保持する、機能性を向上させる、などさまざまなメリットがあります。本研究室ではさまざまな食材、食品を対象に、主に加工を通して食品の品質保持効果や貯蔵性を高めたり、機能性を向上させるといった研究を行います。食品の品質保持や貯蔵性を高めることにより、食品のシェルフライフの延長および食品ロス削減に、機能性調査により、食材や食品の持つ新たな可能性の発見および加工方法の開発につなげます。